短編集
5. 帰り道 (1/1)
この頃 日が落ちるのが早い
ほら もう暗くなってきた
電気のスイッチを押して
明るい中で向き合う君は
どこか疲れていて
大丈夫かい? その一言も
言えずじまいで帰る時間
明日もまた会えるかな
できればいつもの笑顔の君に
暗くなった帰り道 二人
並んで歩いた 静かな夜
明かりのついた街灯の下で
時々見上げる君は
どこか上の空で
どうしたんだい? その一言も
言えずじまいで別れの時間
明日もまた会えるよね
きっといつもの笑顔の君に
どうしたって疲れちゃう
そんな時も君は笑う
やめなよ その癖
逆に傷付くよ 君も 私も
大丈夫かい? その一言も
言えずじまいで帰る時間
明日こそ きっと会おうね
心の底からの笑顔の君に
今日の夜はゆっくりお休み
2014年02月20日作成
何かを思い出しながら書いた気がするんだけど何を思い出しながら書いたのかを覚えていない。昔は詩っぽいものも書いていたなあということで引っ張り出した。詩というか韻文。当時は詩といえば歌詞だったのである程度フレーズがありますね。
Why, let the strucken deer go weep,
The hart ungallèd play:
For some must watch, while some must sleep;
Thus runs the world away.
(c) 2014 Kei